日本は梅雨が明けてめちゃくちゃ暑いみたいですね。現在ヨーロッパ暮らしの僕にとっては懐かしいというか、羨ましいです。(寒いんです…)
前回はダイエットは体重を減らしてはいけない!というテーマで、体脂肪に着目しながらも、「減っているか」「増えているか」その傾向をつかむことが大事だと言いました。でも、「そうはいっても数値と身体の目安が知りたい」という声がありましたので、ちょっとご紹介しようと思います。
■体脂肪率とカラダの見た目について
下は海外のネットで有名な画像ですが、見てもらったほうが早いと思います。
(女性目安)
(男性目安)
(画像出典:http://www.builtlean.com/)
■理想とする体脂肪と見た目は?
上の写真はあくまで目安ですが、女性も男性もカラダのどのあたりに着目しましたか?ほとんどの人が「お腹まわり」に目がいったのではないでしょうか。やはり、いいカラダを目指すには「引き締まったウェスト」「割れた腹筋」にあこがれると思うのですが、
男性の目安:15%以下
女性の目安:25%以下
と考えられます。女性については少し高めにでていますが、日本人が対象の場合あまり、ゴリゴリに腹筋が割れた女性を憧れに感じている人が少ないと思うからです。
いかがでしたか?皆さんも自分自身の体型、体脂肪率と写真を見比べながら、めざすべき「目安」を決めてみてください。
■腹筋を割りたいなら、腹筋運動をするな
さて、ではどのように腹筋を割るかということと、皆さんが中学生くらいから部活やサークルなどを通じて教えてもらってきた「間違った方法」について、少し訂正していきたいと思います。
腹筋を割りたいなら、腹筋運動をしても意味がない。
人間誰でも腹筋は割れています。
人体図は決して、ゴリマッチョ体型の人を透かして見ているのではありません。女性でも男性でも子供でも大人でもみんな腹筋は「はじめから割れている」のです。つまり、ウェストを引き締めるとか、腹筋を割るために腹筋運動は必要ありません。必要なのは体脂肪を無くしてスリムになることです。
■部分痩せは不可能
ダイエットリテラシーがない場合の典型的な誤解ですが、人間の体は部分的に痩せることはできません。
体脂肪が増える→体全体の脂肪が増える
体脂肪が減る →体全体の脂肪が減る
とシンプルに理解してください。「でもワタシは太ももだけが減らない「30越えてから脇腹に肉がついて…」という悩みがあると思いますが、これらの場合、太ももや脇腹「だけ」に脂肪がついているわけではありません。自分が特に気にしてるという主観にすぎず、脇腹に肉がついている人は、胸にも背中にも内臓にもまんべんなく脂肪がついています。脇腹だけ脂肪がついていてあとは、ガリガリというそんな気持ちの悪い人は見たことがありません。自分で特に目がいっている、気にしているという主観の問題だと思ってください。
腹筋運動だけして、腹筋を割るは「不可能です」
しかも腹筋運動は効率が非常に悪く、カロリー燃焼がよくありません。
少し整理して理解しましょう。
①腹筋はもともと割れている
②体脂肪を減らすことで、
男性で15%程度以下になると自然と見えてくる
③体脂肪を減らす効率的なトレーニングをする
■大きい筋肉を使うトレーニングをする
今まで腹筋を割る=腹筋運動という理解をしてきた人にとって、なかなか理解してもらえないし、実践をしてもらえない場合もありますが、このブログでは今後何度もこれを言っていきます。
腹筋運動は必要ありません。
別で詳しく説明しようと思いますが、人間のカラダで一番大きい筋肉をさらに大きくするトレーニングをすれば、より大きなエネルギーを使うことになり、痩せやすく太りにくいカラダを長期的に作ることができるようになります。
①お尻、太もも(前後ろ)
→スクワット
②胸
→ベンチプレス・腕立て伏せ
③背筋
→デッドリフト・懸垂
もし、ジムに行っていなかったり、外で鉄棒などで懸垂をやるのが恥ずかしいということなら、一度背筋は後回しにして、足と胸に集中しても構いません。少なくとも腹筋運動をするよりは100%効果が出ます。
以上、「腹筋を割りたい人の体脂肪目安とその対策」でした。
それでは今日もおやすみSee you!
【今日のTips】
腹筋運動10回より、せき10回するほうが腹筋に効くという
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